【おすすめ7選】東京の人気お花見スポット！イベント情報と注意点

毎年2月から4月頃の春になると、日本では様々な場所で美しい桜の風景を堪能することができます。

薄いピンク色の桜と青空のコントラストは息を飲む美しさです。

桜は咲いている時期が非常に短く、満開になってもすぐに散ってしまう姿が日本の美学と重なります。

ゆっくりと桜の風景を楽しむならば、桜の木の下で食事やお酒を楽しむ「お花見」がおすすめ。

東京でもビジネス街や公園では桜の綺麗なスポットが多くあるので、お花見に出掛けてみませんか？

今回は、東京の人気お花見スポットとイベント情報をご紹介します。

お花見って何？

お花見とは、長い冬が終わり、気温が暖かくなった頃に、美しい桜の木の下に大勢で集まり、お弁当やお酒を楽しむことです。

家族や友人達と春の訪れを感じながら、賑やかに会話を楽しんだり、歌を歌ったりします。

お花見の歴史は今から1,200年程前の平安時代に遡り、上流社会の貴族たちの贅沢な遊びでした。

江戸時代に入ると、一般庶民の間でも広がっていき今のお花見の原型になったと言われています。

東京で人気のお花見スポット

高層ビルが立ち並ぶ大都会の東京でも、春になるとピンク色に染まった桜の風景を堪能できます。　

桜は種類によって開花期が異なりますので、お花見にお出かけの際は、時期や開園時間を確認しておきましょう。

ここからは、東京で人気のあるお花見スポットをご紹介します。

目黒川

目黒川は、世田谷区、目黒区、品川区を通り、東京湾へと繋がります。

春になると、目黒川沿いは約4kmにわたり、美しい約800本のソメイヨシノの桜並木が広がります。

噴水と緑や花々を眺めながら、観光の途中に散歩するのにちょうどよいスポットです。

代々木公園

中央広場は都会の真ん中にありながら開放感あふれ、多くの花見客がピクニックを楽しみます。

早咲きの桜が2月中頃から咲き始め、約700本の桜の木はソメイヨシノ、カワヅザクラ、サトザクラ、ヤマザクラなど種類は豊富です。

新宿御苑

東京で観光中の方は、アクセス抜群の「新宿御苑」の桜を見に行きましょう。

明治を代表する近代西洋庭園として、園内には約65種と1000本の桜の木、そして1万本の樹木を鑑賞できます。

桜は種類によって開花期が異なり、2月中旬からはカンザクラ、3月下旬頃からソメイヨシノ、4月頃にはヤエザクラが見頃を迎えます。

4月中旬からは、桜がライトアップされ、日本庭園を散策しながら見る「夜桜」は一見の価値あり。

千鳥ヶ淵公園

「千鳥ヶ淵公園」は皇居西側の千鳥ヶ淵と英国大使館の間に位置する、都内でも有数の桜の名所です。

3月下旬から4月上旬にかけて、ピンク色になる数百本もの桜の木が咲き誇ります。

「千鳥ヶ淵緑道」は皇居のお堀に沿って整備された豊かな緑に囲まれた遊歩道です。　

夜には桜のイルミネーションがあり、レンタルボートでロマンチックな夜桜のお花見を堪能できます。

日比谷公園

ビジネス街の癒やし空間「日比谷公園」は四季折々の花が咲く公園として知られています。

桜の木はソメイヨシノ、里桜、しだれ桜などがかもめの広場、雲形池、草地広場を彩ります。

噴水と緑や花々を眺めながら、観光の途中に散歩するのにちょうどよいスポットです。

外濠公園

「外濠公園」は飯田橋駅から四ツ谷駅まで約2km続く桜並木があり、高台の遊歩道になっています。

桜のトンネルをくぐり抜けるように遊歩道はゆっくり歩くお花見散歩に最適なスポット。

市ヶ谷駅から徒歩1分と駅から近く、1時間あればソメイヨシノ、ヤマザクラなどを花見を楽しめます。

明治神宮外苑

明治神宮外苑は、外苑の歩道上に約400本のサクラが咲き誇り、広い敷地内をお散歩するのに最適。

春はソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラ、ヤマザクラなど様々な品種の桜が開花します。

明治神宮には、軟式球場、テニスコート、ゴルフ練習場、アイススケート場など様々な施設があり、スポーツや芸術も楽める場所です。

六本木ヒルズ（毛利庭園・六本木さくら坂）

「六本木ヒルズ 毛利庭園・六本木さくら坂」の桜は観光やお買い物中に立ち寄りやすいおすすめスポット。

六本木けやき坂通りと平行する六本木さくら坂には約400mに渡りソメイヨシノの桜並木が並びます。

回遊式の日本庭園「毛利庭園」では、桜のライトアップが実施され、夜桜の景色は圧巻です。

上野恩賜公園

「上野恩賜公園」は江戸時代から続く東京を代表する桜の名所です。

3月下旬～4月上旬の開花時期には、ソメイヨシノなど50種、約800本の桜が咲き、約400万人もの人々で
賑わいます。

「うえの桜まつり」期間中は、園内に約800個のぼんぼりが点灯され、夜桜も堪能できます。

井の頭恩賜公園

吉祥寺駅近くに位置する「井の頭恩賜公園」はソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラなど、約500本の桜の木が咲き誇る人気の花見スポット。

ボートに乗りながら、七井橋の上から眺める満開の桜も最高の美しさです。

夜になると18:00～22:00からライトアップされ、夜桜も楽しめます。

お花見で注意する点は？

ここからは、東京でお花見へ行く際に知っておきたい注意点を見ていきましょう。

防寒対策をする

暖かくなった春のお花見シーズンでも、意外と肌寒く感じることは多いです。

夜桜見物や昼間のお花見では、ジャケットを羽織り、毛布や膝かけなども持参すると良いでしょう。

公共交通機関を利用する

お花見の時期は人気スポットの周辺道路は混み合うため、車でのアクセスはなるべく避けましょう。

駐車スペースも探すのが大変ですから、電車やバスを利用することをおすすめします。

火の取り扱いに注意

火気使用厳禁となっている場所でバーベキューをしたり、火の取り扱いは要注意。

コンロやバーナー、たき火、炭火を使うと、桜の木に燃え移ったり、煙が他の人に迷惑になります。

ゴミは持ち帰る

お花見スポットは多くの人がゴミを出すため、ゴミ捨て場が溢れてしまいます。

桜の木を守るためにもゴミは持ち帰ることがマナーです。

まとめ

開花時期は桜の品種によっても異なるため、天気予報を見て、日程を決めることをおすすめします。

場所によって混雑の程度や売店の有無、お手洗いの数も違いますので確認しておきましょう。

では、東京でのお花見を存分にお楽しみください。

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