世界中から年間約1,424万人の観光客が訪れる東京には、魅力溢れる観光スポットが多くあります。
下町情緒が残る風景から最新トレンドスポット、バラエティ豊かなグルメなど、日々進化しています。
今回は、東京観光で必ず抑えておきたい観光スポットと移動手段、街歩きのコツをご紹介しましょう。
東京都の場所
東京観光で絶対に訪れるべき観光地5選
ご家族や友人同士、カップルで訪れたい、東京の人気観光地をチェックしましょう。
①東京スカイツリー
東京観光の新ランドマーク的存在の「東京スカイツリー」は、高さ634mを誇る大きなタワーです。
東京スカイツリーの展望台デッキからは、東京の街並みの絶景を一望できます。
タワー観光の後は、「東京スカイツリータウン」にあるすみだ水族館、プラネタリウムを楽しむのも良いでしょう。
お買い物や食事は「東京ソラマチ」、東京のお土産やオリジナルグッズが買えるショップも充実しています。
ちなみにスカイツリーのエレベーターデザインは春夏秋冬の四季を表現しており、外国人観光客の注目を集めています。
「東京スカイツリー」は、家族旅行やレジャー、デートなど、どんなシーンにもおすすめです。
②浅草寺・雷門・仲見世
東京下町エリア(浅草・上野)の観光スポットは毎日多くの外国人観光客で賑わう浅草寺・雷門・仲見世です。
雷門の大提灯の前で写真撮影をしたら、雷門から続く仲見世通りへ。
江戸時代から繁華街として栄えた浅草は、下町の雰囲気を感じることができる貴重なエリアです。
浅草名物の人形焼き、老舗のお土産物、和菓子店など、食べ歩きしならがらブラブラ歩きましょう。
浅草観光は一日あれば全部周ることができますが、人が多いときは時間がかかるので、身軽な服装と履きなれた運動靴で出掛けてください。
日の出桟橋・お台場海浜公園・浜離宮・豊洲からは浅草行きの観光船が出航しています。
東京の街並みを水上から眺めながら浅草へ移動してみてはいかがでしょうか。
③歌舞伎座タワー
1889年(明治22年)に誕生した「歌舞伎座」は日本の伝統的な舞台芸能を満喫できる観光スポット。
2013年、「歌舞伎座タワー」と併設されて新しくなりました。
一幕見席は、指定席のチケットを買わなくても、気軽に歌舞伎を楽しむことができるので観光客におすすめです。
歌舞伎座タワーの5Fには「歌舞伎座ギャラリー」があり、実際の歌舞伎公演で使った小道具や歌舞伎の舞台裏を紹介しています。
地下2階のお土産ショップは、歌舞伎俳優のグッズやお土産を購入できます。
お土産ショップは東銀座駅に直結しており、そのまま高級ブランド店や有名レストランが立ち並ぶ銀座へ街歩きに繰り出せるのがポイント。
近年、銀座は大型商業施設「GINZA SIX」「GINZA PLACE」「東急プラザ銀座」がオープンし、土日の歩行者天国はますます楽しみが広がります。
④お台場海浜公園・レインボーブリッジ
「お台場海浜公園」は、天気の良い休日にのんびり散策するのに最適なスポットです。
夕日や夜景も美しく、カラフルにライトアップされたレインボーブリッジ、高層ビル群の絶景、自由の女神像を楽しめます。
お台場と芝浦を結ぶ「レインボーブリッジ」は片道20分、約1.7キロメートルの遊歩道があります。
夜景が綺麗なので、カップルにも人気があり、プロのカメラマンが撮影していることも。
お台場にある商業施設は、アクアシティお台場、台場一丁目商店街、中世ヨーロッパの町並みが美しいヴィーナスフォートなど、それぞれ個性豊かです。
⑤大江戸温泉物語
江戸開府から400年の時を迎えた2003年にオープンした「大江戸温泉物語」は江戸の町をテーマにした温泉テーマパークです。
地下約1400mから汲み上げた天然温泉、露天風呂、足湯、岩盤浴を心ゆくまで満喫しましょう。
レストランや居酒屋など食事処も充実しており、専用リストバンドを腕にはめれば、館内の飲食代は退館時に清算できるので便利です。
午前11:00から翌朝9:00まで利用でき、館内は家族、カップル、友達同士、外国人観光客で賑わっています。
かわいいデザインの浴衣は自由に選べるので、旅行気分も盛り上げてくれますね。
東京観光中の移動方法
東京観光は、JRと2種の地下鉄、東京メトロ・都営から出ている、お得な1日乗車券を活用しましょう。
JR東日本の「都区内パス」(大人750円、小児370円)は、JRの東京都区内全区間がフリーエリアとなります。
普通列車・快速列車に何度でも乗り降り自由となる一日乗車券です。
JR東日本の駅にある指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ、旅行会社で購入可能です。
東京メトロ線全線が乗り降り自由になる「東京メトロ一日乗車券」(大人600円、小児300円)は、便利な一日乗車券です。
前売り券は定期券売場、当日券は各駅の券売機にて購入可能です。
東京観光の街歩きの楽しみ方
東京観光の街歩きにおすすめな場所は、JR御徒町駅から上野駅まで続く「アメヤ横丁(アメ横)」。
架橋の脇とガード下に鮮魚、食品、衣料品など400店舗以上の店舗が並ぶ人気の商店街です。
激安の化粧品や雑貨、ジュエリーなどが多く、お得にショッピングをしながら食べ歩きグルメするのも
楽しいですね。
東京のビジネス街、「丸の内仲通り」は、大手町と有楽町をつなぎ、洗練された大人のショッピングストリート。
街路樹はシャンパンゴールドのイルミネーションで飾られ、街全体が暖かい光に包まれます。
東京観光のアクティビティの選び方
東京23区から離れると、自然の中でアクティビティを満喫できるスポットがいっぱいです。
東京都八王子市「高尾山」はケーブルカーやリフトもある登山道です。
天候が良ければ富士山も眺めることができ、都心からのアクセスの良さと景色が人気のポイント。
東京都立川市「国営昭和記念公園」は「セグウェイガイドツアー」が人気です。
セグウェイに乗りながら、四季折々の動植物をガイド付きで楽しみましょう。
都内でもTokyo Kart(トーキョーカート)というゴーカートに乗って街観光できるものもあります。
その他、東京都奥多摩町、御岳渓谷付近では大きなゴムボートに乗って川をくだるラフティングを体験できます。
美しい山並みと渓谷美、エメラルドグリーンに輝く川の水など、自然力に癒されるでしょう。
東京観光の食事の選び方
東京のグルメは、築地から移転して新たな市場として注目されている「豊洲市場」を要チェック!
豊洲市場は、「青果棟」「水産仲卸売場棟」「水産卸売場棟」の3つ施設から構成されています。
「豊洲市場内プロショップ 魚がし横丁」は、高品質な物販店や食料品店など、約70店舗以上並びます。
飲食店街は、従来の築地市場からそのまま移転した人気の寿司屋、和食、洋食、中華、とんかつ、うなぎ、喫茶など、バラエティ豊かなグルメ店が人気です。
▶【東京グルメ】東京観光で絶対に食べたいご当地グルメ7選!【おすすめのレストラン】
東京観光のお土産の買い方
東京観光で電化製品をチェックするなら、あらゆる電気関連商品が揃う「秋葉原電気街」をチェック。
マニアが喜ぶ電化製品を扱う約500店舗以上が並び連日多くの外国人旅行者で賑わっています。
お土産選びには、八重洲中央口の地下1~2階にある「東京駅一番街」の「東京キャラクターストリート」、東京駅のすぐ向かいにある商業施設「KITTE」がおすすめです。
東京観光のシーズンならではの楽しみ方
東京観光のベストシーズンは、比較的気候が安定している春(3月~4月)がおすすめです。
東京は桜の名所が多く、「さくら名所100選」に選ばれている新宿御苑、上野恩賜公園は夜桜を楽しむことができ、毎年多くの観光客で賑わいます。
冬(12月~2月)はクリスマスや年末年始のセールが多くなり、買い物目的の方には最適です。
ただし、東京は12月に入ると寒さが厳しくなり、平均気温は10℃前後、1〜2月の平均気温は7℃まで下り雪が降ることもあります。
街歩きをする際は、厚手のコート、手袋、帽子などの防寒対策をしてから体調に気をつけて楽しく観光しましょう。
まとめ
今回は、東京観光のおすすめスポットや街歩きのコツをご紹介しました。
話題の複合施設でお買い物やグルメを楽しんだり、情緒溢れる下町で歴史に触れてみたり、楽しみ方は色々です。
個人旅行の方は、JRや地下鉄から販売されている1日乗車券を利用すると、渋滞の心配もなく、スムーズな移動が可能になります。
ぜひ、今後の東京観光にお役立て頂けたら幸いです。