「うどん県」として知られる香川県は日本で最小の面積でありながら、隠れた名所に溢れています。
家族と一緒に海・山に囲まれた自然の中でアクティビティ、アート・グルメも存分に堪能しましょう。
今回は、香川旅行におすすめの観光地スポットと街歩きのコツをご紹介します。
香川の場所
本州からの四国への玄関口にあたる香川県は、四国の北東部に位置しています。
北部には瀬戸内海に面して讃岐平野が広がり、南部は四国山脈に接している自然に囲まれた場所です。
香川県の県庁所在地は高松市、その他に瀬戸内海の小豆島や塩飽諸島や直島諸島など約110以上の島々があります。
香川観光で絶対に訪れるべき観光地6選
香川県の旅行は高松市内の街歩き、東讃エリアの小豆島は一度は訪れて頂きたいスポットです。
栗林(りつりん)公園
高松市の中心地に位置する栗林公園は国の特別名勝に指定されている日本庭園です。
緑あふれる広大な庭園には6つの池と13の築山、美しい松林の絶景が広がります。
「飛来峰(ひらいほう)」と「掬月亭(きくげつてい)」を背景にしたビューポイントは一見の価値あり。
秋には真っ赤に染まる紅葉の名所でもあり、早朝からの庭園散策は旅の疲れも癒してくれるでしょう。
中野うどん学校
日本初の本場さぬきの手打ちうどん体験ができる人気のカルチャースクールです。
創業100年を迎えた本格的なさぬきのうどん打ち体験ができるのは日本でここだけ。
うどんティーチャーズと呼ばれる先生が粉を麺棒でのばし茹でる方法を伝授してくれる気軽な体験レッスン。
手ぶらで参加でき、60分~90分のレッスンには試食や麺棒お土産まで付き、思い出作りに最適です。
直島(なおしま)
香川県香川郡の直島は瀬戸内海上に浮かんでいる直島諸島に属しています。
直島のアクセスは高松港からフェリーで約1時間、高速船で約30分です。
江戸時代から海上交通の中心として栄えた歴史があり、古い町並みが美しく、ハマチやノリの養殖が盛んな島です。
草間彌生氏の水玉模様で有名な作品「赤かぼちゃ」や「黄かぼちゃ」など、現代アートの島としても知られています。
小豆島(しょうどしま)
瀬戸内海・播磨灘にある小豆島は、瀬戸内海に浮かぶ島の中で、兵庫県の淡路島に次ぐ2番目に大きな島です。
小豆島は「オリーブの島」として知られており、映画「二十四の瞳」の舞台としても有名です。
穏やかな海に囲まれ、海岸線には多くの半島と入り江があり、内陸には懐かしい昭和の風景が広がります。
空中散歩を楽しめる日本三大渓谷の「寒霞渓(かんかけい)」、干潮時に海の中から現れる「エンジェルロード」は必見です。
父母ケ浜(ちちぶがはま)海水浴場
香川県西部の三豊市にある父母ヶ浜は、約1kmの美しいロングビーチです。
南米ボリビア西部にある天空の鏡「ウユニ塩湖」に似ていることから、日本のウユニ塩湖と呼ばれています。
波の影響を受けないため、穏やかな水面には干潮時に潮だまりが現れて、絶景が広がります。
天空を映し出す鏡のような夕方の美しい夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれている人気スポット。
ビーチは「父母ヶ浜」バス停の目の前にあり、海岸を望むカフェでのんびり過ごすのも良いでしょう。
銭形砂絵(ぜにがたすなえ)
香川県の観音寺(かんおんじ)市にある銭形砂絵は寛永通宝を模した巨大な砂絵です。
「一度見ると健康とお金に不自由しない」と強運スポットとして口コミで話題になっています。
東西122k、南北90mの楕円形ですが、琴弾山頂の公園山頂にある展望台からはまん丸の円に見えます。
はっきり見えるのは14時頃、日没から夜20時頃のライトアップがおすすめの時間です。
香川観光中の移動方法
香川県の公共交通機関は鉄道(JR線・とことでん)の他に、定期船(フェリー、連絡船、高速艇)が運行しています。
観光スポットを効率よく周るなら、高松琴平電鉄全線とJRのフリー区間が乗り降り自由の「ことでん・JRくるり~んきっぷ」が便利です。
アートな島々を巡るにはフェリー、高速艇など、定期船を利用しましょう。
香川観光の街歩きの楽しみ方
四国の玄関口として賑わっている香川県高松市には多くの飲食店やホテルが多く立ち並んでいます。
初めての香川旅行は高松市を拠点地にすると、バス、電車、離島への船などのアクセスもスムーズ。
国の特別名勝に指定されている栗林公園の散策やレンタカーでのうどん屋さん巡りも人気です。
香川観光のアクティビティの選び方
断トツ一番人気の体験アクティビティはうどん打ち体験ですが、「和三盆」を使った讃岐和三盆お干菓子作り体験も要チェック。
お子様連れのご家族には、瀬戸内海でイルカと一緒に泳げる「日本ドルフィンセンター」の「ドルフィンスイム」が人気です。
水に浮くウェットスーツを着るので泳げない方でも安心してイルカと遊ぶことができます。
香川観光の食事の選び方
香川県が誇る「讃岐うどん」はもちろん、多くのご当地グルメを堪能しましょう。
香川県丸亀市が発祥の「骨付鳥」は骨付きの鶏もも肉をにんにくとスパイスで味付けして丁寧に焼いた絶品グルメ。
外はカリッと、中はジューシーな鶏肉の旨みが溢れ満足度の高い一品です。
瀬戸内の島、小豆島のご当地グルメは400年の歴史がある「小豆島そうめん」は白い絹糸のような優雅な風味が特徴です。
▶香川観光おすすめのご当地グルメ!美味しいのはうどんだけじゃない!
香川観光のお土産の買い方
讃岐うどんを手軽味わえる「手さげ 半生うどん」はめんつゆと作り方付きで本場の味を再現できます。
小豆島の老舗和菓子屋「平和堂」の「小豆島醤油カステラ」は醤油の香りが漂う人気商品です。
女子向けのお土産にはオリーブの産地、小豆島の「高品質オリーブオイル」がおすすめです。
香川観光のシーズンならではの楽しみ方
香川県の気候は晴れの日が多く、雨が少ない瀬戸内式気候が特徴です。
離島巡りと四季の絶景が楽しめるベストシーズンは日照時間が長く、遅くまで観光を楽しめる春から秋です。
海に囲まれた小豆島は、家族揃って海遊びができる5月頃〜8月頃の春から夏がベストです。
まとめ
瀬戸内海に面した香川県は、風景を眺めながら散策できる「栗林公園」や瀬戸内海の島旅巡りは必見。
高松市内で本場讃岐うどんを堪能したら、「直島」や「小豆島」で新しい発見に出会いましょう。