この記事では、最近話題になっている「焚き火」ができるキャンプ場やバーベキュー場をご紹介していきます!
キャンプやグランピングなどの外でできるアクティビティの人気が高まる中、「焚き火」がブームになっていることをご存知でしょうか?
ゆらゆら燃える火をみながら友達や家族と語らったり、自分と向き合ったりとさまざまな楽しみ方ができる焚き火の魅力をご紹介していきます。
そもそも焚き火って何?
焚き火とは、木の枝や落ち葉、薪(まき)などを一箇所に集めて燃やすことを指します。
大昔は、食事や暖をとるために焚き火が生活に欠かせないものでしたが、現代においてはアウトドアアクティビティのひとつとして注目されています。
焚き火の魅力は?
昔から「火」は、私たちの生活に欠かせないものでした。
50万年前~40万年前にはすでに人類は焚き火していたとも言われています。
暖を取るため、灯を灯すため、食事を取るため、獣から身を守るために必要だった焚き火は、時間と共に人々の心を癒すものとして人々に楽しまれる存在になっていきました。
自然の中で、焚き火のパチパチと燃える音を聞き、ゆらゆらとゆらめく火をみているだけで私たちの心を癒してくれる効果があります。
人囲み語り合ったり、1人で火を眺めながら自分を向き合ってみたりと日常では感じることにできない時間を過ごすことができます。
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焚き火の起こし方
ここでは、実際の焚き火の起こし方をご紹介していきます!
火を使うため注意して行うようにしましょう。
焚き火場所の確保
まずは焚き火設置する場所を決めましょう。
火事などの危険もあるので、焚き火は決められた場所でしか楽しむことができません。
キャンプ場やバーベキュー場など安全性が確認され、焚き火を許可している場所で行いましょう。
実際に焚き火を起こす場所は、周囲のテントから少し距離を置いた場所を選びます。
風が強い時には、危険ですので避けてください。
薪を集める
焚き火を設置する場所を決めたら、次に焚き火の燃料となる薪を拾い集めましょう。
枝、枯葉、松ぼっくり、木の皮などが焚き火の燃料になります。
いずれもしっかり乾燥しているものを選んでください。
しかし、キャンプ場やバーベキュー場では燃料を集めるのが難しい場合や、市販の薪を使用する決まりがあるところもあるため、事前に確認しておきましょう。
拾った木の枝などは、水分を含んでいることが多いので、初心者の方には難しいかもしれません。
薪を組む
焚き火に使う薪の準備ができたら、焚き火台に組んでいきます。
一番下に初期着火材を置き、その上に細かい枝、中くらいの枝、太い薪の順で重ねましょう。
ポイントは、風の吹く向きに平行に薪を置き、空気が通るように隙間を作ることです。
最初は慣れないかもしれませんが、何回もしていると薪をうまく組めるようになっていきますよ。
火をつける
薪が組めたらいよいよ火をつける段階です。
まず、柄の長いライターなどを用いて着火材に火をつけしばらく見守ります。
細い枝から順に太い薪まで火が移り安定するまでは薪を動かさないようにしましょう。
火が薪に移り安定したら随時薪を足し火加減を調整していきます。
焚き火に慣れてきたら、着火剤に頼らず自分でワイルドに火をつけてみてはいかがでしょうか?
おすすめななのが「フェザースティック」や「メタルマッチ」、「火起こし器」を使った方法です。
フェザースティック
フェザースティックとは、木の枝にナイフで細かく切り込みを入れて鳥の羽のように表面をけば立たせたものです。
乾燥した枝を使えば、簡単に火がつくようになり着火剤を使わなくとも火を起こせるようになります。
メタルマッチ
メタルマッチとは 可燃性の高いマグネシウムなどの金属を使って火を起こす道具です。
使い方としては、少量のマグネシウムを削り、粉を着火剤にして紙や木片に乗せます。
その後メタルマッチを火打ち石のようにぶつけ、摩擦熱で火花を発生させ火を起こします。
慣れるまでは難しいですが、火が起こせるようになってくると楽しいのでハマってしまいます。
火起こし器
火起こし器は、木と木を擦り合わせた摩擦熱で火を起こす昔ながらの方法です。
難易度は高いですが、最近では比較的簡単に火を起こせる火起こし器がアマゾンなどで売っているので、気軽に楽しむことができます。
焚き火をするならここがおすすめ
実際に焚き火が行えるおすすめの場所をご紹介していきます!
アクセスも便利で、初心者の方にもおすすめな所ばかりですので、ぜひチェックしてみてください。
若洲公園キャンプ場(江東区)
東京23区内で時間を問わずに焚き火が楽しめるキャンプ場。
リーズナブルな価格で、日帰りと宿泊を選ぶことができます。
区画サイトでの焚き火には焚き火台が必須ですので、準備していきましょう。
営業時間:日帰り利用11:00~21:00
費用:日帰り大人300円・宿泊大人600円
アクセス:新木場駅よりバス15分程度
URL:https://www.tptc.co.jp/park/03_07
城南島海浜公園キャンプ場(大田区)
羽田空港の飛行機が飛び交う真下に位置するキャンプ場。
昼夜を問わず焚き火ができます。
飛行機が飛ぶため、静かな場所とは言えないですが飛行機好きにはおすすめの場所!
バーベキューの機材や食材が用意されたプランもありますので、手ぶらでも楽しむことができます。
営業時間:11:00から21:00(火の使用は20:00まで)
費用:日帰り大人300円・宿泊大人600円
アクセス:JR大森駅よりバス
URL:https://seaside-park.jp/park_jonan/bbq/
光が丘公園(練馬区)
練馬区の光が丘に位置する広大な公園。
デイキャンプ場、バーベキュー広場で焚き火を楽しむことができますが、直火は禁止なので焚き火台を必ず準備するようにしましょう。
木々の中で行う焚き火は癒されること間違いありません。
営業時間:10:00~16:00
費用:無料(事前予約制)
アクセス:都営大江戸線「光が丘」より徒歩12分程度
URL:https://www.tokyo-park.or.jp/
郷土の森バーベキュー場(府中市)
府中にある郷土の森公園内の河川敷に位置するキャンプ場、多摩川が一望でき釣りも楽しむことができます。
予約不要で無料のため、誰でも自由に利用できる穴場スポット!
川のせせらぎを聞きながら焚き火を楽しみましょう。
星竹バーベキューランド(あきる野市)
東京都あきる野市にある秋川渓谷沿いのバーベキュー場。
川の流れる音を聞きながら、のんびり焚き火を楽しむことができます。
駐車場も広く、利用料も一人500円とリーズナブルで焚き火初心者の方にもおすすめのスポットです。
営業時間:なし
費用:中学生以上一人500円
アクセス:JR武蔵五日市駅より車で15分
URL:https://tokuraresort2018.web.fc2.com/
協同村ひだまりファーム(あきる野市)
生協が運営する施設にあるキャンプ場、BBQサイトでは焚き火も楽しむことはもちろんですが、畑や果樹園、河川敷もあるのでお子様と一緒でも楽しむことができます。
夜には野生のムササビが見れることもあります。
営業時間:チェックイン12:00 チェックアウト11:00
費用:日帰り一人610円
アクセス:JR武蔵五日市駅より車で15分
URL:https://tokyo.seikatsuclub.coop/service/hidamari.html
自然人村(あきる野市)
東京都あきるの市に位置するキャンプ場。
都心からのアクセスもよく日帰りキャンプや焚き火が気軽に楽しめます。
近くには都内とは思えない綺麗な川が流れているので、大自然の中、焚き火が楽しめます。
夜には、美しい星空も見えるので、キャンプがてら焚き火を楽しんではいかがでしょうか?
営業時間:チェックイン13:00、チェックアウト10:00
費用:
・駐車場代:1200 円 / 台
・テントサイト:3000 円(大人)/ 人、1800 円(子供)/ 人
アクセス:JR五日市線「武蔵五日市駅」下車 徒歩約20分
URL:https://shizenjin-mura.com/
舎人公園(足立区)
東京都足立区に位置する広大な敷地を持つ公園です。
自然と緑があふれ、芝生広場やソリゲレンデ、自然池など遊びどころが満載!
バーベキュースポットでは、火を起こすことができるので焚き火も楽しめます。
公園で遊んだ後は、バーベキュースポットでまったり焚き火ができるので家族連れの方にもおすすめです。
営業時間:9時~17時(火気使用は10時から16時)
費用:無料
アクセス:日暮里 舎人ライナー 舎人公園駅下車 目の前
URL:https://www.tokyo-park.or.jp/
水元公園(葛飾区)
東京23区の中で最大級の河川公園。
湖や川があり、野鳥がたくさんいる自然あふれる公園です。
バーベキュー広場では、100区画もの専用設備が並んでおり、道具もレンタルできるので手ぶらで行っても大丈夫です!
野鳥の声を聞きながら、まったり焚き火が楽しめます。
営業時間:10時~16時 (受け付けは9時半から14時まで)
費用:無料
アクセス:JR常磐線 東京メトロ千代田線 金町駅から京成バス戸ヶ崎操車場または西水元三丁目行き水元公園下車 徒歩7分
URL:https://www.tokyo-park.or.jp/
葛西臨海公園(江戸川区)
水族館や観覧車、水上バスなど観光地としても人気のある葛西臨海公園。
公園内にて運営している「バーベキュー広場」では『焚き火BBQプラン』が2019年より冬季限定でスタートしています。
食材や機材の持ち込みも可能ですが、食事がついているプランもあるので手軽に本格的なバーベキューができます。
営業時間:10:00~19:00(最終スタート時間16:00)
費用:3,000~5,500円
アクセス:JR京葉線「葛西臨海公園」下車 徒歩5分
URL:http://www.kasai-bbq.jp/
潮風公園(品川区)
レインボーブリッジと東京湾を望む臨海副都心最大の公園。
東京湾岸に面しているため、きれいな夕日を見ることができます。
無料のバーベキュー広場では、松の木の木陰でバーベキューや焚き火が楽しめます。
コンロなどの調理器具のレンタルもしているので、手軽に楽しむことができます。
営業時間:10:00~19:00(最終スタート時間16:00)
費用:無料
アクセス:
・新交通ゆりかもめ 「台場」徒歩5分 /「東京国際クルーズターミナル」徒歩5分
・りんかい線 「東京テレポート」下車徒歩12分
URL:https://www.tptc.co.jp/park/01_03
昭和記念公園(立川市)
季節の花咲き、緑に囲まれた昭和記念公園の中にあるバーベキュー施設では、火を使った炊事ができるため焚き火も楽しむことができます。
ただ、食材の持ち込みは不可で、あらかじめ用意された食材のプランを選択する必要があります。
営業時間:9:30 ~ 17:00
費用:入園料+バーベキューオプション
<入園料>
・大人15歳以上:410円
・小人(小・中学生):80円
・シルバー(65歳以上):210円
<バーベキューオプション>
・BBQガーデンセット:¥3,500 /1人
・バラエティーセット:¥3,800/1人
・ライトセット:¥2,800/1人
アクセス:JR青梅線・西立川駅より約2分
URL:https://www.showakinen-koen.jp/
焚き火の際の注意点
火を扱う焚き火には注意点がありますので、しっかりと抑えて楽しみましょう。
まずは、風が強い場所では行わないようにすることです。
火の粉がとび他の場所に燃え移る可能性があります。
また、焚き火が禁止されている場所では絶対に行わないようにしましょう。
そして、焚き火をした後は必ずしっかり火が消えているか確認するようにしましょう。
消えたと思っていても残り火がある可能性もあります。
水をかけるなどしっかりと対策をしてください。
焚き火は時間を忘れさせてくれる
まとめ
今回は、焚き火が楽しめるおすすめのスポットをご紹介しました。
どこもアクセスがよく、食材や機材を用意してくれるプランも多いので初心者の方でも簡単に楽しめると思います。
コロナで旅行がしにくい今、近場で焚き火を楽しんではいかがでしょうか?