東京で美味しいとんかつを食べるならココ！人気のお店７選【ミシュラン獲得】

この記事では東京で食べられる美味しいとんかつ屋さんについてご紹介していきます！

とんかつの激戦区でもある東京で、どうしたら美味しいお店を見つけられるのか、また美味しいとんかつの見分け方など詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

とんかつとは？

とんかつは厚くスライスされた豚のロースやヒレ肉を、小麦粉、卵、パン粉でまぶし、油で揚げた食べ物です。

日本全国で食べられており、日本を代表する日本食の1つとして海外でも人気があります。

とんかつには「とんかつソース」をかけて食べるのが定番ですが、味噌ベースのソースを使った味噌カツや、卵でとじたカツ丼、カレーをかけて食べるカツカレーなど豊富な食べ方があり多くの方に愛されています。

美味しいとんかつとは？

とんかつと一言で言っても、どの豚肉を使っているか、衣に使っている原料、揚げ方などお店のこだわりがあるためお店によっても好みが変わってきます。

では、美味しいとんかつとは一体どういうものなのでしょうか？

美味しいとんかつはズバリ「衣と肉が密着しているか」そして、「お肉がジューシーなまま」であること。

とんかつを食べようとした時に、肉と衣がバラバラになって何だか残念な思いをした方もいるのではないでしょうか？

とんかつは揚げている最中にお肉の水分飛び縮んで衣と離れてしまうことで、バラバラになりやすくなってしまいます。

これには油の温度、衣のつけ具合がとても重要になります。

とんかつにこだわっているお店は、ここまでしっかりと意識して作っているため、衣とお肉が離れずにジューシーなままのとんかつが頂けます。

とんかつの美味しいお店を見分けるコツ

では、実際にとんかつの美味しいお店を見分けるコツをご紹介していきます。

まず先ほど説明した、とんかつの「衣とお肉が分かれていないこと」は、チェックしておきましょう。

そして、こだわりの「とんかつソース」を使用しているかも重要なポイントです。美味しいとんかつにはソースが不可欠！

お店によってソースも違うので、ソースにこだわっているか、またこだわりの塩など数種類の調味料を用意しているお店かなどHPでチェックしてみるのもおすすめです。

また、脇役であるキャベツやお新香やお味噌汁などが美味しいお店もお店のご主人のこだわりを感じられるポイントです。

とんかつの歴史について

とんかつは今でこそ日本を代表する日本食ですが、その歴史を辿ると実はフランスからやってきた食べ物なのです。

フランスのカツレツを日本へ持ち込み、改良されながら明治32年に銀座の洋食店煉瓦亭が「ポークカツレツ」をメニューに載せたのが今のとんかつのスタイルの始まりです。

フランスの薄くサクサクしたカツレツとは違い、分厚く切られたジューシーな豚肉の食べ応えが大ウケし、多くの人に愛されるソウルフードとなっていきました。

都内にあるおすすめのとんかつ屋をご紹介

では、実際に都内にあるおすすめのとんかつ屋をご紹介していきます！

とんかつ屋といえばココ！という老舗から、一風変わったとんかつまで、ぜひ色々巡ってみてください。

成蔵（なりくら）

高田馬場駅にあった人気店が、2019年7月より南阿佐ヶ谷に移転オープン。

完全予約制となった今も常に満席状態でその人気は衰えていません。

こちらのとんかつは「白いとんかつ」と呼ばれ、じっくりと低温で揚げられた衣が通常よりも白いのが特徴です。

シェフが厳選した霜降高原豚を使用し、低温でじっくりと揚げられたとんかつは中はジューシー柔らか、外はサクサクの絶品！お肉の旨みを感じたい方は岩塩でいただくのがおすすめです。

コロンとしたフォルムの「霜降高原シャ豚ブリアン」は、柔らかい部分のヒレ肉を使っているのでジューシーかつ、さっぱりといただけます。

とん太

高田馬場駅から徒歩5分ほどの場所にあるとんかつの名店。

食べログでも先ほど紹介した成蔵に引き続き、2番目に人気のあるとんかつ屋です。

低温で揚げたとんかつは黄金色に輝くサクサクの衣と、一口噛めばジュワッと肉汁が溢れる肉厚な豚がたまりません。

他のとんかつに比べてもレアな仕上がりでお肉の旨味が感じられます。

ソースも岩塩、醤油、ゴマ、ソースなど豊富な種類が用意されているので楽しめます。

とんかつについてくるお漬物も、お味噌汁も美味しいと評判！

吉平（旧：丸山吉平）

浅草橋駅近くにあった丸山吉平が移転して、「吉平」と名を変えリニューアルされたとんかつ屋。

JR神田駅から徒歩5分ほどの場所になりました。

こちらは、とんかつが美味しいというだけでなく「日本一ルールの厳しいトンカツ屋」としても知られています。笑

厳しいと言っても、主なルールは「店員に呼ばれるまで席に座ってはいけない」「食べながらおしゃべりをしない」というもの。

肝心のとんかつは厚みのあるボリューミーな見た目で、お肉の中心がほんのりピンクのレア仕上がり。

林SPFの豚肉を使用しているため、レアの状態でも安全に美味しくいただけます。

お肉の味がしっかりと感じられるとんかつは、グルメの人も唸る美味しさ！

豚組（ぶたぐみ）

西麻布にあるとんかつ屋さん「豚組」は、フレンチの世界からとんかつ一筋になったシェフによるこだわりのお店。

「究極のとんかつ」を提供することをモットーに、こだわり抜かれた材料を使った絶品とんかつがいただけます。

シェフ自らが日本全国の銘柄豚を食べ歩き選ばれた「岐阜のけんとん豚」は、適度な歯ごたえと深みのある旨味が凝縮。

まずはお肉の旨みを楽しむために焼き塩でいただき、その後はお店のオリジナルソースでいただきましょう。

とんかつ桂

国分寺にある、多摩地区で最も有名なお店のとんかつ桂（かつら）。

こんがりきつね色に挙がった衣と脂少なめのあっさりしたとんかつは、噛めば噛むほどお肉の旨味が口の中に広がっていきます。

大きなチーズが入ったチーズカツも人気のメニュー！

定食では、具沢山のなめこの味噌汁、お新香も絶品で大満足な上に1300〜1500円ほどとコスパも抜群。

閉店が13半ということや、行列ができるので余裕を持っていきましょう。

のもと家

大門・浜松町駅から5分程度の場所にあるとんかつ屋。

2014年にオープンしたばかりですが、老舗に負けないほど人気のあるお店です。

鹿児島六白黒豚脂に惚れ込んだ店主がこだわりぬいて揚げるとんかつは、お肉の旨みを引き立たせるために、「茎わさび」と「鹿児島醤油」「藻塩と海塩のブレンド塩」「酸味の抑えた特製ソース」でいただけます。

お肉を噛むと、甘くふわっと溶ける感覚は一度体験したいもの！

具沢山の豚汁に鹿児島で精米したツヤツヤのお米も絶品。鹿児島の美味しさを堪能してください。

とんかつ檍（あおき）

とんかつの聖地と呼ばれる蒲田で不動の人気を誇るとんかつ檍（あおき）は、無菌豚で知られる安心の林SPF豚と純正ラードの揚げ油を使ったとんかつが人気のお店です。

濃いめに揚げられたさっくさくの衣に（お店曰く「たぬき色」になるまで揚げているらしい）お肉の中心がほんのりピンクに仕上がったとんかつは、一口噛むとその柔らかさとジューシーさに驚きます。

お肉の旨みを引き出す「ヒマラヤ岩塩」と、ワインやからしなどを加え、独自の配合で仕上げた「とんかつソース」でいただきましょう。

一番人気の上ロースかつ定食は1500円とコスパも良し！行列ができるので余裕を持っていきましょう。

丸五

あのミシュランも認めた、秋葉原最も有名な名店「丸五」。

昭和50年に開業した老舗で低温でじっくりと揚げられるとんかつは、柔らかでジューシーな肉汁たっぷりなのが特徴です。

衣は色薄めであっさりとした見た目ですが、食べた途端にお口いっぱいに広がる肉汁が、旨味となり感動すること間違いなし！

ヒレはあっさりしていますが、旨味が凝縮されて、まるでロースのような満足感。

とんかつ弁当も人気なので、旅行のおともにもぴったりです。

あげづき

飯田橋駅から徒歩3分の場所にある「あげづき」。

多くの豚肉から選び抜かれた宮崎県の「南の島豚」を使用したとんかつは、脂がサラッとしてしつこくないのに旨味が豊富でキメの細かい肉質が特徴です。

低温でじっくりと揚げられたとんかつは、衣の中に全ての旨みを閉じ込め一度口に入れたら甘い油と肉の旨味が広がります。

ソースがいらない！という人が多いほど、お肉本来の美味しさがわかるので、ぜひ最初は何も付けずにいただいてみてください。

たいよう

武蔵小山にあるとんかつの名店。

2015年から2022年現在までずっとミシュランビブグルマンに選出されています。

脂身の少ないもち豚を使ったとんかつがウリのこちらのとんかつは、脂こそ少ないが肉の旨みやジューシーさは秀逸です。

油の旨みのお肉の旨みを楽しむためにも、最初はお塩で食べてみてください。

たくさん食べても胃もたれしない優しいとんかつです。

行列ができるので、余裕を持ってむかいましょう！

まとめ

今回は、東京でいただける絶品とんかつのお店をご紹介しました！

どこも店主のこだわりが感じられるお店になっていますので、ぜひ足を運んでみましょう。

今までのとんかつの概念が変わってしまうほど、美味しいとんかつに驚くはずです。

行列のできるお店ばっかりなので、時間に余裕を持っていきましょうね。