港町として古くから栄えてきた兵庫県にある神戸。神戸のご当地グルメは?と聞かれて一体いくつ思い浮かびますか?
実は、神戸は瀬戸内海に面していることもあり、新鮮な海の幸を使った絶品のグルメを始め、多くの人が知っている神戸ビーフなど美味しいグルメが詰まった場所です。
港町だったこともあり外国の文化も入ったことから洋食の文化も発展している神戸では一体どんなグルメが頂けるのでしょうか?
今回は神戸観光の際にぜひ食べて欲しい鉄板グルメをご紹介していきます。
神戸で食べるべきおすすめグルメは?
神戸には海の幸からお肉、B級グルメまで幅広く楽しめるのが嬉しいところ。
ここでは神戸に行った際には絶対に食べたい5つのグルメを紹介しています。
神戸牛
数あるブランド牛の中でもトップクラスに美味しい!と国内ならず海外からも人気の高い神戸ビーフ。
実は「神戸牛」という牛の種類がいるわけではなく、「但馬牛(たじまうし)」と呼ばれる牛の中で特に上質なものが神戸ビーフになります。
この但馬牛は、江戸時代から現在に至るまでずっと純血を守りつづけている牛で、この品質を守るために多くの人の努力が詰まっています。
神戸ビーフの特徴は脂肪(サシ)が筋肉の中に細かく入った「霜降り」の状態ですが、他の和牛と比べ、あっさりとして胃もたれしにくいと言われています。
鉄板焼きやステーキなどで焼いたシンプルな食べ方が一番人気の食べ方になります。
明石焼き
「明石焼き」は卵、小麦粉、浮粉、出汁を混ぜた生地にタコを入れた料理。外見は「たこ焼き」に似ていますが、たこ焼きよりも平べったい形で柔らかい食感です。
ソースなどはつけずに一緒に出された出汁をつけて食べるのが明石焼きの特徴で、卵を多く使うので地元の人からは「卵焼き」と呼ばれています。
たこ焼きよりも柔らかく、口の中でとろける明石焼き。出汁の旨味がじゅわと染みていて絶品!軽いので小腹がすいた時にもおすすめのB級グルメです。
そばめし
麺とご飯をソースで一緒に炒めた「そばめし」は神戸を代表するご当地B級グルメ。
神戸のとあるお好み焼き屋さんで、お客さんが焼きそばと冷ご飯を一緒に炒めて欲しいといったのが始まりだそうです。
神戸名物のぼっかけ(牛すじ肉とコンニャクを出汁で甘辛く煮込んだ料理)やすじ肉を具としていれるのが一般的なそばめしで、ソースの濃厚な味わいの中に牛すじの旨味が感じられます。
麺と米の最強の組み合わせのそばめしは、神戸観光では絶対に食べたいグルメです。
ビフカツ
港町の神戸は明治時代から多くの外国時が住み、洋食文化が急速に広がっていきました。
そんな洋食の中でも兵庫で特に人気だったのが牛肉をじっくりと揚げた「ビフカツ」でした。
兵庫の洋食屋さんには決まってメニューにビフカツがあり、お店それぞれのデミグラスソースがかかっています。
他にもビフカツサンドやビフカツをご飯の上にのせてデミグラスソースをかけ、キャベツを添えたビーフカツメシも人気です。
箱寿司
瀬戸内海で捕れる新鮮な穴子は神戸を誇る食材。
そんな穴子を使ったグルメの中でも、地元の人が何より好きなのが穴子の「箱寿司」です。
「箱寿司」は関西地域の伝統的な寿司の作り方で、四角い木の枠にすし飯を詰め、具を乗せたあと手で押さえてご飯と具材を密着させます。
大阪では押し寿司とも呼ばれますが、兵庫では箱寿司と呼ばれています。
ふっくらした出汁のきいた穴子と、さっぱりとしたシャリの愛称は抜群!
お店で食べるのはもちろんテイクアウトも出来るので、お土産としても人気があります。
神戸グルメの特徴は?
神戸グルメの特徴は何と言っても、瀬戸内海でとれた新鮮な食材を使ったグルメが多いこと!
新鮮な魚介類では、特に穴子が名産なので他では見られない穴子を使った絶品のグルメが頂けます。
また、港町ということあり昔から海外の文化がいち早く入ってきた場所として、洋食やビーフ(牛肉)を食べる文化が根付きました。
そのため兵庫の洋食や世界でも人気の神戸ビーフは国内でもトップクラス!
和食も洋食も楽しめるのが神戸の魅力です。
神戸で絶対に訪れるべきおすすめレストラン
老舗の多く残る神戸には、古くから現地の人に愛されてきた名店や、観光客に人気のお店が沢山あります。
先ほど紹介した5つのグルメが頂ける5つのお店を紹介していきます!
ステーキランド神戸館
高級神戸牛をリーズナブルに食べれるお店として海外の観光客からも人気が高いのが「ステーキランド神戸館」。
ジューシーな神戸牛を大きな鉄板で目の前で焼いてくれるので、目で楽しむことも出来るのが嬉しいところ!
特に人気の神戸牛ステーキランチは150gで3,180円とコスパも良く、食後のコーヒーまでついてくるので大満足!
ゴージャスな雰囲気の広い店内で少しリッチな気分を味わえちゃいます。
定休日:なし 12/31は10:30~20:00(LO19:00)
営業時間:AM11:00~PM21:00
価格帯:昼:¥3,000~¥4,000 夜¥6,000~¥8,000
https://steakland-kobe.jp/
明石焼 司
阪急神戸本線「三宮駅」から徒歩3分ほどのところにある「明石焼 司」。
1967年創業の老舗で美味しい明石焼きが食べられると地元の人からも人気のお店です。
夕方18時から深夜2時までやっているので、夜ご飯がてら少しお酒を飲みたい時にもおすすめ。
明石焼には、タコ入りとエビ入りがあり両方とも注文して、味の違いを楽しむのもおすすめ。さっぱりとしたダシのほかにソースでも頂けます。
ふわふわジューシーな明石焼についついお酒が進んでしまうでしょう。
お好み焼 青森
新長田駅から徒歩6分ほどの場所にあるお好み焼きささん「青森」はそばめし発祥のお店として知られています。
大衆的居酒屋のような店内はワイワイと活気があり、カウンター席もあるので一人でも入やすいのが嬉しいところ。
青森のそばめしは関西で定番のどろソース(ウスターソースの製造過程で生成されるソースをかけ、一味唐辛子がかかっています。
濃厚なソースの味に、ピリッとした辛みがきいたそばめしは一度食べると病みつきに!ランチタイムも営業しています。
定休日:火曜日
営業時間:11:30~14:30 17:00~22:30
価格帯:700円~
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280110/28000773/
洋食の朝日
神戸の洋食屋さんといったらここ!と言われる人気のお店「洋食の朝日」。
昭和33年から続くこちらのお店は多くのテレビ番組にも取り上げられていて、長い時には1時間待つことも。
厚みのあるお肉は、ほんのり赤身が残るレアで、断面を見るだけでお腹が空いてきます…!
薄い衣と酸味のあるデミグラスソースが、お肉の脂を中和してペロッと平らげられちゃいます。
営業は平日のランチタイムのみで、土日はお休みになります。
檜垣(ひがき)
神戸で美味しい穴子箱寿司が食べられるのが「檜垣(ひがき)」。
南京町の路地に位置するこじんまりとした寿司屋で、地元の方からも人気で穴子寿司は売り切れになってしまうことも多くあります。
こちらのお店では300g以上の特大サイズの「伝助穴子」を使用していています。
ていねいに骨が抜かれた肉厚の穴子が乗っかった穴子寿司は、頬張ると穴子の香ばしさと旨味が口いっぱいに広がり絶品!
特に人気なのが穴子の箱寿司と海老の箱寿司、巻物が乗った「三種の盛り合わせ(1,600円)」穴子寿司はもちろんですが、プッリプリの海老も絶品です!
定休日:木曜日
営業時間:AM10:00~PM15:00
価格帯:昼¥1,000~¥2,000 夜¥2,000~¥3,000
https://tabelog.com/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、神戸グルメの中でも特に人気の高い5つを紹介しました!
穴子などの海の幸から、日本が誇る神戸ビーフなどの高級食材、さらには気軽に食べれるB級グルメまでどんなジャンルも揃っている神戸。
ぜひ、観光の際には神戸の「食」も楽しんでみて下さい!