「こんぴらさん」や「讃岐うどん」で有名な香川県。
瀬戸内海に面する温暖な気候により、新鮮で質のよい果実や野菜、海鮮などが採れる日本屈指の場所としても知られています。
美味しいものが詰まったグルメの宝庫としても旅マニアの人たちから人気が高く、美味しいものを求めて香川へ行く!という人もいるほど。
今回はそんな香川県のうどんだけではない絶品ご当地グルメたちを紹介していきます!
香川で食べるべきおすすめグルメは?
まずは香川に行ったら必ず食べて欲しいご当地グルメを6つ紹介していきます!どれも観光しながら楽しめるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
讃岐うどん
香川のグルメで外せないのが「讃岐うどん」です!うどんが食べたいから香川に行く!という方もいるほど、一度食べたら忘れられない美味しさにびっくりするはず。
讃岐うどんの特徴は、なんと言ってもその「コシ」にあります。
弾力のある麺は、噛むともちもちっとした食感が楽しめ、今まで食べていたうどんは何だったんだ!と驚くでしょう。
冷水でしめた讃岐うどんにつゆをかけて食べるぶっかけや、お湯に入った釜揚げ、カレーうどんなど、どんな食べ方でも美味しく食べられるのでぜひ香川に行った際にはうどんの食べ比べをしてみてはいかがでしょうか?
ぴっぴ飯
香川県の家庭で親しまれている郷土料理の一つ「ぴっぴ飯」。
そば飯のそばの代わりにうどんを使った香川のB級グルメです。
「ぴっぴ」とは、子供にうどんを説明するときに使われる方言だそうですが、何とも可愛らしい呼び方に香川県民のうどん愛を感じます。
一般的なぴっぴ飯はうどんの出汁でしっかりと味付けされたご飯に、2センチほどにカットされたうどんが入り、他の具材とたくあんが入っています。
香ばしく程よい出汁の甘みが病みつきに!お家でもマネしたくなる一品です。
かっしゃ焼
香川県を代表する粉物グルメの「かっしゃ焼」。
見た目はたこ焼きのようですが、具材にタコではなく「カレー味の鶏肉」を入れているのが特徴です。
関西では鶏肉のことを「かしわ」と呼びますが、香川県では呼び方が変化して「かっしゃ焼」となったそうです。
トロトロの生地の中に、スパイスの聞いたカレー風味の鶏がアクセントになって絶品!
気軽に食べられるので旅行中に小腹が空いた時にもおすすめの香川ご当地B級グルメです。
骨付き鳥
地元の人からも人気の高い名物が、塩コショウと特製スパイスで漬け込まれた焼き上げられた「骨付き鳥」です。
骨付き鳥には、噛み応えのある食感と、鳥の旨みが感じられる「おやどり」、柔らかい食感が特徴の「ひなどり」が選べ、どちもジューシーふっくらで絶品!
鶏から染み出た脂はご飯やパンに浸して食べるのが現地流の食べ方。
居酒屋などにもよくあるメニューで、ビールとの相性抜群です。
讃岐牛
香川県で飼育された黒毛和種で、肉質など一定基準を満たした高級ビーフの讃岐牛。
香川県小豆島のオリーブと、瀬戸内の温暖な気候風土の中で育てらた讃岐牛は、程よい赤みの中に脂肪が細かく入った霜降りのお肉になります。
肉が柔らかく脂肪に甘みがあり、塩胡椒などでシンプルに味付けしたサーロインステーキとして食べるのがおすすめ!
香川旅行で少し贅沢したい時に、おすすめのグルメです。
和三盆スイーツ
香川県で古くから「讃岐和三盆糖」という砂糖が作られています。
口溶けがよく、優しい甘みが特徴です。
香川の観光地ではそんな和三盆を使ったスイーツを楽しむことができます。
特に有名な和菓子が「おいり」と呼ばれるあられのようなお菓子です。
雛祭りのひなあられのようなお菓子ですが、おいりはまん丸な形で口に入れるとフワッと溶けてなくなるほど軽い口溶けが特徴です。
瀬戸内地方で、嫁入り菓子として知られていますが、香川の観光地では人気のお土産として人気があります。
おいりを使ったスイーツは見た目が可愛らしく映えるスイーツとしても大人気です。
香川グルメの特徴は?
瀬戸内海に面する温暖な気候により、作物がよく採れる香川県では昔からお肉や海鮮、野菜や果実など、あらゆるジャンルの食が楽しめました。
そして、現在でも香川で採れる食材を使ったご当地グルメがよく食べられています。
瀬戸内海で採れる海の幸はもちろん、日本で初めてオリーブの栽培に成功した香川ならではのオリーブ牛(讃岐牛)などお肉も海鮮も質の良いものが頂けます。
もちろん香川を代表するうどんも外せません。
うどん愛が溢れている香川ではうどんをご飯と炒めたり、バーガーにしたりと他では食べられないうどんグルメがあるのも魅力の一つではないでしょうか?
香川で絶対に訪れるべきおすすめレストラン
香川の美味しいご当地グルメが食べられるお店を、先ほど紹介したグルメ別に紹介していきます!
どこも香川では有名なお店なので、ぜひ観光の際に訪れてみてください。
うどん本陣 山田家本店
香川県を代表する讃岐うどんのお店「うどん本陣 山田家本店」。
国の重要文化財にも指定されている広大なお屋敷で営まれているこちらのうどん屋さんは、ぶっかけうどん発祥のお店としても知られています。
コシが強く弾力があるうどんに、ダシには最高級昆布などの厳選素材を使った贅沢な讃岐うどんがいただけます。
お店の看板メニューである「ざるぶっかけ(570円)」は、天かすや好みの薬味をのせ、濃い目のつゆを豪快にぶっかけでいただきます。
屋敷から見える美しい庭園とうどんを心ゆくまで堪能しましょう。
お食事処 明神
坂出駅北口イオン裏の近くにあるこちらのお店は、ぴっぴ飯発祥の店として知られています。
オリジナルの作り方をそのままに、ご飯に刻んだうどん、もやし、豚肉、卵の代わりにたくあんを炒めたぴっぴ飯。
隠し味にいりこだしを使用して、素朴ながらも旨味のしみたご飯とうどんが懐かしい気持ちにさせてくれます。
価格が500円とリーズナブル!香川旅行のちょっとした思い出ランチとしてもおすすめです。
元祖 かっしゃ焼き 本店
かっしゃ焼きを香川の大人気ご当地グルメとして広めたのが「元祖 かっしゃ焼き 本店
」です。
中身のかしわ(鶏肉)はカレーの下味にたっぷり3日間もつけこみ、独特の味わいが特徴のこちらのかっしゃ焼き。
トロトロの生地の中に濃厚なカレー味の聞いた歯応えのある鶏肉がぴったり!
チーズをのせたものなど、変わりダネのかっしゃ焼きもあるので、ぜひ色々試してみましょう。
小腹が空いた時にもおすすめです。
一鶴 丸亀本店
丸亀駅から徒歩2分ほどの場所にある、骨付き鳥の専門店「一鶴 丸亀本店」。
名物の「おやどり」は、食べにくい部分が切り分けられていて、骨に近い部分はそのままかぶりつけるようになっているので2度楽しめるのが嬉しいところ。
胡椒とスパイスが効いた味付けで、食べるとジュワーっと鶏の旨味が口いっぱいに広がります。
骨付き鳥と一緒に「スープ付きむすび(308円)」を頼んで、鶏の脂に浸して食べて見てください!
鶏の肉汁が染みた塩結びはシメにぴったり!ついついビールが進んでしまいます。
柔らかい食感が好きな人には「ひなどり」がおすすめです。
他にも「とりめし」など鶏を使った絶品ご飯があるので、色々試してみてください。
定休日:火曜日
営業時間:
・平日11:00~14:00 (L.O.13:45)/17:00~22:00 (L.O.21:30)
・土日・祝11:00~22:00 (L.O.21:30)
価格:1000円〜2000円
https://www.ikkaku.co.jp/
ステーキハウス一牛(イチゴ)
和モダンな個室が完備された、最高級オリーブ牛(讃岐牛)専門店の「ステーキハウス一牛(イチゴ)」。
店主自らが厳選した讃岐牛を一頭買いしているので、サーロインはもちろん、シャトーブリアンや他の希少部位も味わうことができます。
色々楽しみたい!という方におすすめなのが、「本日の黒毛オリーブ牛ステーキ 食べ比べ3種」。
その日の状態で良い肉を厳選してくれるので、讃岐牛を堪能することが出来ます。
噛むと肉汁が溢れる柔らかいお肉に、脂の上品な甘みが絶品!香川旅行で少し贅沢をしたいという方におすすめのお店です。
定休日:不定休
営業時間:ランチ 11:30~15:00/ディナー 17:00~23:00
価格:ランチ2000円〜/ディナー7000円
http://www.steakhouse-ichigo.jp/
ナカノヤ琴平
“こんぴらさん”の名で親しまれている、香川を代表する観光地金刀比羅宮の門前町に位置する老舗土産店の「ナカノヤ琴平」では、香川スイーツの代表でもある「おいり」を使ったソフトクリームが大人気になっています。
ソフトクリームにおいりをトッピングした「嫁入りおいりソフト(350円)」は、焼き芋と香川特産の和三盆の2種類のフレーバーから選べます。
アイス部分にカラフルなおいりがくっついた見た目が可愛すぎる!とインスタの口コミで広がり、若い人からも大人気の名物に。
ほんのり優しい甘さがこんぴらさんの階段に疲れた体に染みわたります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
香川には、地元から長く愛されているB級グルメから、高級品の讃岐牛など、うどんだけではない美味しい食べものがたくさんあります!
ランチには気軽に食べられる讃岐うどんや、かっしゃ焼、夜には贅沢に讃岐牛や骨付き鳥などガッツリと食べれば、香川の食を満喫できますよ!
香川旅行の際には、あちこち巡って美味しいものを見つけてみて下さい。