美人と温泉が多いことで知られる日本の東北地方にある秋田県。
そんな秋田県は新鮮な食材がとれ、雪国ならではの美味しい食べ物が食べられることでも知られています。
今回はそんな秋田のおすすめのご当地グルメをご紹介していきます!
定番のあのグルメから、意外と知られていないあのグルメまで、おすすめのお店と一緒に紹介していきますのでぜひ秋田観光の際には参考にしてみて下さい。
秋田で食べるべきおすすめグルメは?
今回は秋田観光の際に必ずチェックして欲しい秋田のご当地グルメを8つ紹介していきます。
お肉からお魚、B級グルメまで幅広く紹介していきますね!
きりたんぽ
秋田といえば「きりたんぽ」を思い浮かべる人が多いほど、秋田を代表するご当地グルメ。
きりたんぽとは、うるち米を潰してお餅のようにしてから棒に巻き付けて焼いた秋田県の郷土料理です。
鶏がらの出汁で煮込んだり、味噌を付けて焼いて食べるのが一般的です。
お出汁をたっぷり吸ったもちもちのきりたんぽが入ったきりたんぽ鍋は寒い秋田の冬の定番メニュー芯から温まります。
稲庭うどん
日本の三大うどんの一つでもある秋田県の「稲庭うどん」は、小麦粉と塩、打ち粉にでんぷんを使用した手延べ製法による干しうどんです。
平たく細いうどんは独特のコシがあり、ツルッとしたなめらかな喉ごしが特徴です。
おつゆにつけて食べる冷やしうどんや、温かいお出しに入ったうどんなど、どちらも美味しく頂けます。
うどん好きな方はぜひ、本場の稲庭うどんを食べ比べしてみましょう。
比内地鶏
日本三大地鶏の一つが、秋田県の「比内地鶏(ひないじどり)」です。
比内地鶏は他の鶏肉に比べて赤みの強い肉で旨味が強いのが特徴です。
秋田の郷土料理でもある、きりたんぽ鍋の具材としてもよく使われます。
引き締まったお肉は噛めば噛むほど旨味が広がり、箸が止まらなくなります。
秋田でお肉を食べたい!という時にはぜひ食べて欲しいご当地グルメです。
ハタハタ
秋田の冬の定番といえば、ハタハタです。
ハタハタは約15~20センチほどの小さな魚で、淡白な味わいとツルッとした舌触りが特徴の秋田の定番グルメになります。
「ハタハタがないと正月が迎えられない」と言うほど、秋田県民の生活に密着してきた魚で、淡白な身はうまみがあり、塩焼きや煮つけ、干物など様々な料理に利用されています。
秋田に行くとハタハタを使った様々な料理があるので、冬の秋田を観光するにはかかせないご当地グルメになります。
しょっつる鍋
「しょっつる」は秋田県で作られる有名な魚醤で、ハタハタなどの魚を原料に塩を加え、1年以上かけて熟成させて作られています。
強い旨味と独特の風味があるしょっつるは、秋田の食卓には欠かせない調味料になっています。
ハタハタや野菜、豆腐を入れた「しょっつる鍋」などの鍋物や、うどんの汁にも使われ、男鹿市ではご当地グルメとしてしょっつるを利用した男鹿しょっつる焼きそばが食べられています。
横手焼きそば
秋田のご当地麺料理といえば、横手市発祥の「横手焼きそば」です。
太めの麺を各店独自の甘めのウスターソースで味付けし、目玉焼きがトッピングされているのが特徴です。
一般的な焼きそばよりも水分多めで、しっとりしているので食べやすく現地の人からも愛されている秋田の代表的なB級グルメです。
だまこもち
きりたんぽと同じようにうるち米を潰してで作られた「だまこもち」は、丸い形をしているのが特徴です。
秋田ではお手玉を「だまこ」と呼び、その形が似ているためだまこもちと呼ばれるようになりました。
秋田ではお鍋に入れた「だまこ鍋」が一般的に食べられていて、お鍋にはセリの根っこを入れるのがさらに美味しく食べる方法だそうです。
鍋の出汁がしみしみになっただまこは、寒い秋田の冬を芯から温めてくれる現地の人には欠かせない料理です。
いぶりがっこ
「いぶりがっこ」とは、大根を囲炉裏(いろり)の上に吊るしていぶし、米ぬかで漬け込んだ秋田の伝統的な漬物です。
漬物として使う干し大根が凍ってしまうのを防ぐために作られたのが始まりでした。
たくあんを燻製にしたような香ばしい香りと、パキパキとした歯応えにハマる人も続出。
クリームチーズをいぶりがっこに挟んだおつまみなども人気で、日本酒やワインにも合い、人気の秋田土産としても知られています。
秋田グルメの特徴は?
雪国の秋田では、現地で採れる食材を使った寒い冬でも美味しく食べられるグルメが発展してきました。
うるち米を潰した「きりたんぽ」や「だまこもち」のお鍋がその代表ではないでしょうか。
寒い冬でも美味しく食べられるように工夫して作られたのが干しうどんの「稲庭うどん」や、干し大根を燻製にした「いぶりがっこ」なども秋田を代表するグルメです。
また、秋田では新鮮なお魚が採れることから、海鮮も美味しいと評判があります。
秋田で絶対に訪れるべきおすすめレストラン
秋田の数あるお店の中でも特に有名で人気のあるおすすめのレストランを紹介していきます!
濱乃家
秋田を代表する老舗料亭の「濱乃家(はまのや)」では、最高級のササニシキを使った絶品のきりたんぽ鍋が頂けます。
こんがり焼いたきりたんぽと一緒に比内地鶏や舞茸・牛蒡・せりなどが一緒に煮込まれ、旨味を吸ったきりたんぽに箸が止まりません。
高級料亭のような雰囲気のお店でいただく秋田の郷土料理は、秋田観光の最高の思い出になるでしょう。
営業時間:11:30~21:00
定休日:日曜日
価格:昼¥3,000~¥3,999、夜¥8,000~¥9,999
http://www.hamanoya.co.jp/
佐藤養助 総本店
秋田で稲庭うどんを食べるならここ!と言われるほど有名なお店が「佐藤養助 総本店」です。
創業150年を超える歴史を誇る稲庭うどんの名店で、秋田県内でも多数店舗を展開しています。
稲庭うどんが楽しめるお食事処の他にも、うどんの製造工程が見学できるスペースや、実際に稲庭うどんを自分で打てる体験コーナーなど、充実したお店になっているので家族連れでも楽しめるでしょう。
冷たいうどんと温かいうどんの両方が楽しめる「味くらべ天麩羅付き(1,800円)」や、醤油と胡麻味噌つゆ両方が味わえる「二味天せいろ(1,600円)」が人気のメニューです。
稲庭うどんのツルッとしたなめらかな喉越しを楽しんでください。
秋田比内地鶏や
秋田駅の駅ビルに入っている比内鶏のお店が「秋田比内地鶏や」です。
ここでの名物は比内地鶏を使った絶品の親子丼!鶏肉だけでなく、卵も比内地鶏のものを使用しているため、余すことなく比内地鶏を楽しむことができます。
トロットロの濃厚な卵に、身の締まったプリップリの比内地鶏のお肉がよく合います!
口に入れると鶏の旨味が口いっぱいに広がり、大きな丼もペロリと平らげられるでしょう。
駅ビルに入っているので観光の際にも立ち寄り安いお店です!
ぜひランチやディナーで楽しんでみて下さい。
秋田長屋酒場 秋田駅前店
秋田駅からも程近い場所に位置するのが、観光客からも話題の居酒屋「秋田長屋酒場(あきたながやさかば) 秋田駅前店」です。
こちらの居酒屋は迫力満点のなまはげショーが楽しめたり、「行商」と呼ばれる人たちがその日に仕入れた山菜や魚を持って秋田訛りの言葉で説明してくれたり(ほとんど理解できませんが。笑)エンターテイメント性のある居酒屋として人気があります。
エンターテイメントだけでなく、秋田の郷土料理や地魚、地酒などを楽しむことができます。
ハタハタの時期になると、新鮮なハタハタの塩焼きやハタハタが入ったしょっつる鍋が楽しめます。
ここに行けば食文化をはじめ、秋田を思う存分感じることができますよ!
営業時間:17:00~24:00
定休日:無休
価格:¥4,000~¥4,999
http://marutomisuisan.jpn.com/nagaya-akita/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
定番のきりたんぽだけでなく、秋田には美味しい食べ物がたくさん存在します。
特に雪国でもある秋田では、秋田でしか食べられない冬の定番料理が多くあるので温泉旅行として温泉を楽しみながら、秋田の郷土料理を楽しむのがおすすめです!
芯から温まる秋田グルメにもう一度いきたくなること間違いありません。