栃木県は東京から日帰りで温泉やアクティビティを楽しめるスポットが豊富です。
はじめて栃木を旅行する方には世界遺産の日光東照宮や家族で楽しめるテーマパークもおすすめ。
旅で疲れた身体を癒してくれる温泉や美味しいご当地グルメも要チェック!
そこで今回は、都内からのアクセスも抜群な栃木の観光スポットをご紹介しましょう。
栃木の場所
栃木県は関東地方北部に位置しており、東京から電車・バス・車で2時間程度でアクセスできます。
栃木県の北西部に位置する日光市は華厳の滝(けごんのたき)、中禅寺湖(ちゅうぜんじこ)があり、豊かな自然に囲まれています。
週末に都会を離れてゆっくりと日帰り旅行をしたり自然の中をドライブするのもおすすめです。
栃木観光で絶対に訪れるべき観光地6選
栃木には世界遺産の「日光東照宮」や紅葉が美しい「中禅寺湖」、温泉やテーマパークなど見どころがいっぱい。
目的や気分に合わせて、気軽に栃木観光へ出かけましょう。
日光東照宮
「日光東照宮」は55棟の建造物のうち、国宝8棟と重要文化財34棟が世界遺産に登録されています。
栃木県内唯一の世界遺産として、通年国内外から多くの観光客が訪れている人気のスポット。
戦国時代から江戸時代にかけて活躍した戦国大名の徳川家康が祀られており、祭神は家康の神号「東照大権現」です。
日光東照宮の国宝「陽明門」にある三猿や眠り猫など、500点以上の絢爛豪華な彫刻は必見です。
日光江戸村
「江戸ワンダーランド日光江戸村」は江戸時代の庶民の生活や街並みを体験できる歴史テーマパーク。
広い園内の江戸時代の関所街道、宿場町、下町、武家屋敷街を歩けば、タイムスリップした感覚になるでしょう。
変身処で江戸時代の服装に着替えて当時の職業体験や食文化などを体験することができます。
豪壮華麗な時代劇・映画の撮影スタジオもあり、花魁道中、水芸ショー、忍者や侍のイベントも人気です。
華厳の滝
日光の名勝「華厳の滝」は和歌山県「那智の滝」、茨城県「袋田の滝」と一緒に「日本三名瀑」に数えられます。
日光には四十八滝と称されるほど多くの滝があり、その中でも最も有名なのが華厳の滝です。
紅葉シーズンには、遊覧船(クルージング)に乗って青々とした中禅寺湖と色鮮やかな紅葉が美しい見事な絶景を堪能できます。
男体山と中禅寺湖を一望できる「中禅寺スカイライン」は日本の名道50選にも選ばれました。
那須どうぶつ王国
那須郡那須町にある「那須どうぶつ王国」はお子様連れご家族に人気のある触れ合い動物園です。
屋根付きの通路でほぼすべての屋内施設がつながる「王国 タウン」。雨の日でも安心してご覧いただけます。
アルパカ、レッサーパンダ、ビントロング、マヌルネコといった珍しい動物たちを間近で見られます。
動物たちのパフォーマンスやショーは毎日開催されており、ふれあいや餌やり体験も要チェック。
「王国タウン」は屋内施設となっており、雨の日でも屋内でゆっくり楽しめるスポットです。
鬼怒川温泉
日光市「鬼怒川温泉」は新宿・浅草両駅から特急でアクセスできる人気のリゾート地。
東武鉄道鬼怒川線の駅「鬼怒川温泉駅」に降りると目の前は鬼怒川温泉街です。
温泉街の至るところに鬼怒川のキャラクター「鬼怒太」の石像が癒されますね。
鬼怒川パークホテルズ木楽館は美しい川面を眺めることができる温泉が豊富です。
秋の紅葉シーズンは景勝地・鬼怒川ライン下りで船頭さんのガイドを聞きながら優雅な船旅が人気。
あしかがフラワーパーク
足利市にある「あしかがフラワーパーク」は日本屈指の藤の名所として知られる花の楽園です。
世界的にも貴重な八重咲きの藤棚があり、夜のライトアップは幻想的な風景が広がります。
5月に見頃の最盛期を迎えて、あじさい、アメジストセージ、紫藤と白藤が色鮮やかな風景は一見の価値あり。
CNNが選出した「世界の夢の旅行先」の一つに選ばれてから知名度が急上昇し、年間100万人以上の来園者が訪れています。
栃木観光中の移動方法
日光市・鬼怒川温泉周辺には、温泉や自然と触れ合える絶景やテーマパークが多くあります。
1日で複数のスポットを効率よく周るには車・レンタカーまたは旅行会社が企画する日帰りバスツアーがおすすめ。
日光散策するならば、東武バスから便利でお得なフリーパス7種類が発売されています。
フリーパス区間内なら何回でも乗り降り自由なので一人旅や運転しない旅に最適です。
栃木観光の街歩きの楽しみ方
栃木市は江戸時代から「蔵の街」として知られており、巴波川(うずまがわ)が流れる地域は交易で栄えました。
今でも周辺には歴史的な建造物が数多く残されており、街を散策すると古代の日本を感じられます。
「蔵の街大通り」の沿道には江戸時代の末期から残る「見世蔵」が建ち並んでいます。
蔵の街を流れる巴波川を歩きながら、往時の賑わいに馳せるのも思い出になるでしょう。
栃木観光のアクティビティの選び方
大田原市にある「アイランドホースリゾート那須」は初心者向けの乗馬レッスンを体験できます。
丁寧に馬の乗り降りを指導してもらえるので広大な自然の中で乗馬を楽しめるでしょう。
隣にある「那須野ヶ原ファーム」では自社産野菜が美味しいランチも要チェック。
那須塩原市にある「那須千本松牧場」は100年以上の歴史のある牧場施設です。
しぼりたての牛乳のソフトクリームなど乳製品は絶品と評判です。
広い敷地内では乗馬やサイクリング、熱気球に乗りパノラマビューを楽しむのもおすすめ。
栃木観光の食事の選び方
栃木県は北に山地、南は平地が広がり、清らかな河川が流れています。
特産物は内陸で取れる酪農から農作物、川魚などの水産物にも恵まれています。
日光東照宮がある日光市では湯波料理の名店が多く、様々な湯波料理が提供されています。
湯波の煮物・串湯派・あんかけ湯波などヘルシーな湯波料理のコース料理を楽しむこともできますよ。
JR・東武線の宇都宮駅周辺は栃木県の名物グルメ「宇都宮餃子」の激戦区です。
栃木県はニラの生産量が多く、宇都宮餃子のお店が多い宇都宮市は「餃子の街」として発展しました。
栃木観光のお土産の買い方
栃木県佐野市のご当地ラーメンはしょうゆベースで透明感のある幅広の平打ち麺が特徴です。
道の駅や土産物店でお土産用のセットが販売されているので要チェック。
大田原市にある「黒羽藍染紺屋」は栃木県の伝統工芸品に指定されている黒羽藍染を取り扱っている専門店です。
江戸時代から続く伝統的な手ぬぐいや暖簾のほか、最近にはドットやパズル模様のスニーカーやバッグが人気です。
栃木観光のシーズンならではの楽しみ方
栃木県を観光するベストシーズンは4月~5月の春と10月~11月の秋です。
海に面していない栃木県の気候は東日本型で年間を通して雨が多いのが特徴です。
夏は湿気が高く、じめっとした暑い日が続き、時々雷が発生するので注意しましょう。
冬の朝は寒さが厳しく、1日の最高・最低の気温の差が大きいので、防寒対策をお忘れなく。
まとめ
栃木県は東京から2時間程度でアクセスできるので日帰り旅行するのに最適なスポットです。
温泉で疲れを癒やしたり、乗馬やクルージングして絶景を楽しむのも良いでしょう。
ぜひ、栃木で素敵な時間をお過ごしください。