高知県は四万十川や仁淀川などの美しい清流、幕末の志士、坂本龍馬のゆかりの地として知られています。
太平洋を望む絶景スポット「桂浜」「室戸岬」「足摺岬」や歴史建築物など、魅力的や観光スポットが多くあります。
「鰹のタタキ」や「清水サバ」といった太平洋の美味しい海の幸も味わいたいですね。
この記事では、高知観光でおすすめの観光スポット厳選5選と街歩きのコツをご紹介していきます。
高知県の場所
高知観光で絶対に訪れるべき観光地5選
高知観光は、四国ならではの雄大な自然を満喫するアクティビティ、歴史探索、グルメ旅など、様々な壁のスタイルが実現します。
ここからは、高知の定番観光スポットから最新スポットまで厳選してご紹介しましょう。
①高知県立坂本龍馬記念館
2018年にリニューアルオープンした「高知県立坂本龍馬記念館」は幕末の志士・坂本龍馬をテーマにしたミュージアムです。
坂本龍馬の第一級の資料が揃う「龍馬の殿堂」として、多くの資料とパネルで龍馬の殿堂を伝えています。
手紙や掛け軸などの収蔵史料から龍馬の生涯を追う展示を行う新館、幕末の社会や龍馬について紹介する既存館で構成されています。
建物は2重の外壁を備え、温湿度管理、遮光、塩害対策など史料の収蔵展示に配慮した構造です。
重要文化財を含む貴重な資料を展示しており、幕末の歴史好きの方は一度は訪れたいスポットです。
②龍河洞
高知市中心部から車で約1時間走ると、日本三大鍾乳洞のひとつ「龍河洞(りゅうがどう)」に到着します。
「龍河洞」は総延長4kmに及び、龍河洞の中でも幻想的で神秘的な世界を体感できるマストスポット。
高さは洞内最大の11m、右にある絞り幕と共に独特の景観を造り出しています。
「神の壺」は約2000年前の弥生式土器が鍾乳石と一体化した龍河洞のシンボルです。
洞内出口付近に弥生時代の穴居生活の跡が残っており、石灰華に包まれた弥生式土器は世界的にも珍しく、貴重な考古資科とされています。
1億7500万年の悠久の時を刻む洞窟を冒険できるアクティビティとして様々なツアーもあります。
自然が織りなす芸術美に感動して、生命の息吹を肌で感じることができるでしょう。
「龍河洞」は夏は涼しく冬は暖かいので、 気候的に観光しやすいのもおすすめポイント。
③桂浜
高知市浦戸半島の先端に位置する「桂浜」は竜王岬と竜頭岬の間に広がる砂浜です。
「月の名所は桂浜」とよさこい節で唄われるほど、五色の砂浜、浜辺を囲む青松が美しく、高知県を代表する景勝地です。
周辺は都市公園として整備されており、龍頭岬には幕末の志士・坂本龍馬の銅像が太平洋を見下ろすことができます。
高台には「桂浜」の石碑があり、観光パンフレットにもよく出てくる撮影スポットです。
桂浜周辺には「桂浜水族館」や先程ご紹介した「龍馬記念館」が隣接しておりアクセスも抜群。
駐車場と桂浜の間には、県内最大級のお土産屋さんとお食事処が立ち並んでいるので要チェック。
桂浜の遊歩道沿いには高知名物「アイスクリン」もお見逃しなく
④四万十川
「四万十川」は「最後の清流」として知られ、「名水百選」にも選定されている四国最長の大河です。
津野町不入山から中土佐町、四万十町、四万十市の全長196キロメートルを流れています。
上流から下流に数多くある沈下橋は、四万十川の風物詩として撮影スポットとしても有名です。
四万十エリアは、山、川、海、緑があふれる自然豊かな場所、清流と山々がつくりだす美しい景観が魅力です。
歴史的建造物、田園風景など、情緒あふれるノスタルジックな風景を満喫できるでしょう。
恵み豊かな清流、四万十川は伝統的な火振り漁や柴づけ漁、カヌーなどのアクティビティが人気です。
屋形船で美味しい料理を頂きながらも、大きく蛇行する四万十川の雄大な自然美を満喫する遊覧船も素敵な体験となるでしょう。
⑤北川村「モネの庭」
印象派画家クロード・モネが自ら絵を描くために造ったフランス・ジヴェルニー「モネの庭」。
モネの想いを高知の自然の中で再現したものが北川村「モネの庭」マルモッタンです。
フランスから正式に名称を許可された世界で唯一の「モネの庭」として認定されています。
広大な園内には、睡蓮、池の水面にバラのアーチ、太鼓橋や藤棚が見事な水の庭があります。
モネは光と色彩を強く意識した作品を数々キャンパスに表現しており、まさに画家のパレットのよう。
小庭園も新たに造られ、フォトスポットとしても女性から人気の高いスポットです。
モネが暮らした家をモチーフにした地元食材のカフェ、アスレチックなども備えた森、遊歩道もチェックしてみてください。
高知観光中の移動方法
高知県は山道が多いので、雄大な四国の自然に癒されたい方は車で移動するのがおすすめ。
運転免許がない方は、高知市内の観光スポットを周遊する「MY遊バス」を利用すると便利です。
はりまや橋、県立牧野植物園、桂浜などを巡ることができ、1日乗り放題、乗り降り自由です。
JR四国トロッコ列車「志国高知 幕末維新博号」は幕末維新の特別仕様がポイント。
窓のない開放的な車両となっており、高知駅から窪川駅の区間を走っています。
高知の街歩きの楽しみ方
地元のガイドさんの案内で街歩きする「NPO法人土佐観光ガイドボランティア協会」があります。
高知市観光協会が主催する「土佐観光ガイドボランティア養成講座修了者のガイド付きです。
平均年齢69.5歳、約140名の地元ガイドさんは土佐弁まじりで案内してくれるとあって人気です。
高知のアクティビティの選び方
高知は四国の大自然を満喫できるアクティビティが多くありますので、用途に合わせて選びましょう。
オープンデッキ型観光列車「しんたろう号・やたろう号」は太平洋のパノラマ風景が楽しめるツアー。
初心者向けのスキューバダイビングは「柏島」、サーフィンは「入野の浜」がおすすめです。
「室戸ドルフィンセンター」ではドルフィンタッチやトレーナー体験、イルカと一緒に泳げるドルフィンスイムを通年楽しめます。
愛媛県と高知県の県境にあるカルスト台地ではツーリング、キャンプなどでも人気のスポットです。
お子様連れファミリー様は、白波立つスリル満点の急流を下るラフティングにチャレンジしてみては?
高知の食事の選び方
高知の美味しいものが勢揃いするフードコート「ひろめ市場」は、高知の中心街に位置する台所。
お城下広場、龍馬通りには、鮮魚や精肉、雑貨・洋服、グルメなど60店以上揃います。
土佐名物の鰹のタタキや鯨はもちろん、珍味のどろめはポン酢や土佐ぬたで頂きます。
土佐ぬたとは、すり下ろしたニンニクの葉と味噌、酢を混ぜて作った土佐伝統のタレです。
塩たたきの握りはレモン汁で食べるとさっぱり頂けて絶品ですよ。
▶高知のご当地グルメ7選!太平洋のおいしいものが詰まった食の宝庫
高知のお土産の買い方
高知のお土産探しは、高知城から東へまっすぐ伸びる追手筋にある「日曜市」を要チェック。
高知城の追手門からはりまや町の電車通りにかけて約1キロメートル、毎週日曜の早朝から続々とお店が開店します。
300年の歴史がある日曜市は地元の人や観光客で大いに賑わいを見せています。
お土産には生姜やサツマイモ、ゆずを使用したドリンクや、名物の芋天など高知の特産物をチェック
高知ならではの昔ながらの特産品・名産品が多く見つかるので、お土産探しも兼ねて散策しましょう。
日曜市は夕方4時にはお店が閉まるので、早めにお出かけすることをおすすめします。
高知のシーズンならではの楽しみ方
四国の森や緑を満喫できる紅葉シーズン、気候が穏やかで、四国の海も山も楽しめる春がおすすめ。
紅葉シーズンは景色はもちろん、ぶどう狩り・りんご狩り・梨狩りなど秋の味覚も味わえます。
阿波踊り、よさこい踊りや高知の四万十川の清流で川下りや海を楽しみたい方は夏が一番満喫できるでしょう。
まとめ
高知県は幕末の志士・坂本龍馬の軌跡をたどり、景勝地「桂浜」や「四万十川」、「足摺岬」などの自然景観をすると思い出になるでしょう。
暑さ和らぐ涼感スポットも多いので、家族で高知の夏を満喫するのもおすすめです。
四万十川ではカヌーや川遊びなどのアクティビティもリフレッシュできますよ。
ぜひ、自然豊かな高知県に出掛けて、素敵な旅を実現してくださいね。