日本の新幹線は時速320キロと速いだけでなく、ボディーのデザインや性能も様々です。
日本の新幹線の歴史は東京オリンピックが開催された1964年に東京〜大阪間の開通から始まりました。
今では新幹線は日本各地を走行しており、快適な旅や出張などに欠かせない交通手段となっています。
今回は、日本の主要都市にスムーズにアクセスできる新幹線ランキングをご紹介しましょう。
日本国内を旅行するなら新幹線が便利
新幹線に乗れば、東京、大阪、京都、東北、九州などの主要都市へのアクセスがスムーズになります。
清潔でゆったりとしたシートな長旅の疲れも感じず移動時間も車窓から風景を眺めることができます。
国内の代表的な新幹線を紹介
新幹線で国内旅行をするには、まずはどの主要都市へ訪れたいか決めましょう。
行き先が決まったら、新幹線の種類と座席を決めて、新幹線チケットを購入します。
新幹線の座席には、指定席、自由席、グリーン席の3種類があります。
多くの新幹線は、先頭の1〜3号車は自由席となっており、車両内はどの席にも座ることができます。
指定席は座る席が決まっているため、事前にチケットを購入しておきましょう。
最もラグジュアリーなグリーン席は、自由席・指定席よりも席が広く、快適で静かな空間となっています。
東北新幹線のように、自由席がなく指定席だけの新幹線もあるので、事前に確認しておきましょう。
のぞみ・ひかり・こだま
東海道・山陽新幹線N700系「のぞみ、ひかり、こだま」は2007年7月に運用開始されました。
最高速度は300km、東海道新幹線を代表する新幹線として活躍しています。
車両は16両編成、定員は1,323名となっており、喫煙ルームが設置されています。
ひかりレールスター
山陽新幹線700系「ひかりレールスター」は2000年3月から運行しています。
山陽新幹線の新大阪駅〜博多駅間で運転されている車両ですが、東海道新幹線は2020年までにN700系に変わる予定です。
最高速度は285km、車両は16両編成、定員1,323名となっており、個室も完備されています。
はやぶさ・やまびこ
東北・北海道新幹線E5・H5系「はやぶさ、やまびこ」はJR東日本所有車がE5系、JR北海道所有車がH5系です。
JR東日本所有車がE5系は2011年3月に運用開始され、最高速度は320kmを誇ります。
ピンク色の帯が目を引く東北・北海道新幹線は10両編成、定員723名、運用路線は「はやて」「やまびこ」「なすの」があります。
北海道新幹線「はやぶさ」のH5系は紫色をしており、JR北海道が開発した車両です。
2016年3月に運用開始され、最高速度は320km、10両編成で定員は723名です。
923形(ドクターイエロー)
ドクターイエローは人を乗せる車両ではなく、7両編成の全てに測定機器を詰め込んだ試験車両です。
ドクターイエローは新幹線区間を線路のゆがみ具合、電気設備・信号設備などを検測しながら走行します。
JR側から運行日や走行時刻などが公表されないためめったに見ることができない貴重な新幹線です。
E926形 East i(イーストアイ)
East-i(イーストアイ)の正式名称は「新幹線E926形電車」といい、JR東日本が所有する新幹線電気軌道総合試験車です。
検測車両としては世界最速の275kmを誇り、こちらの新幹線も運行日や走行時刻などは非公表です。
運用路線は東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線です。
Maxとき・Maxたにがわ
上越新幹線E4系「MAXとき」「MAXたにがわ」は1997年12月に運用開始された2階建ての新幹線車両です。
最高速度は240km、車両は16両編成で定員が1,634人と大規模な収容力を誇ります。
E4系は2020年までにすべてE7系に変わり、現行の2階建ての新幹線はなくなってしまいます。
かがやき・はくたか
北陸新幹線のE7系「かがやき」・W7系「はくたか」はJ、R東日本・JR西日本が共同開発した車両です。
2014年3月に運用開始され、北陸新幹線金沢延伸の際にJR東日本・JR西日本が共同開発した車両です。
最高速度は260km、車両は12両編成、定員924名となっており、WiFi、バリアフリーを完備しています。
つばめ・さくら
九州新幹線800系「さくら」「つばめ」はJR九州では初の新幹線車両です。
2004年3月に運用開始され、最高速度は260km、車両は8両編成、定員は392名です。
インテリアは木目調のテーブルや木製ロールブラインドを設置。
車体には鉄道デザインの巨匠、水戸岡鋭治氏によるツバメのイラストが描かれています。
こまち
秋田新幹線E6系「こまち」はJR東日本が東京駅-秋田駅間を東北新幹線・秋田新幹線(田沢湖線・奥羽本線)経由で運行している特別急行列車です。
1997年に運行を開始し、車両は7両編成、定員は334名です。
東京駅―秋田駅間の所要時間は約3時間37分、東北新幹線区間では最高320kmを誇ります。
東北新幹線内で最高速度300kmを運行する「スーパーこまち」もあります。
とき(現美新幹線)
上越新幹線E3系「とき(現美新幹線)」は上越新幹線で新潟~越後湯沢間を限定運用されています。
1997年3月に運用開始され、最高速度は275km、車両は7両編成、定員394名です。
車両の名前は現代美術の「現美」から名付けられ、外観デザインはフォトグラファーの蜷川実花氏が担当しています。
新幹線を使う上で気をつけること
インターネットで新幹線のチケットを予約する際は、日本のカレンダーで祭日に被らないように注意しましょう。
年末年始、8月中旬のお盆休み、5月のゴールデンウィークなどの連休中は新幹線が非常に混雑します。
また、行き先のエリアによって新幹線の予約サイトが異なるので注意しましょう。
JR東日本のホームページ(英語、繁体中国語、簡体中国語、韓国語)
西日本…大阪、京都、広島、九州、名古屋はこちら
JR西日本のホームページ(英語、繁体中国語、簡体中国語、韓国語)
新幹線チケットの予約方法は、新幹線の種類を選択し、自由席・指定席のどちらかを選びます。
ネットで予約した後は、日本で乗車駅の「みどりの窓口」または券売機でチケットを受け取る必要があります。
当日は駅が混み合うことがあるので、時間に余裕を持って受け取りに行きましょう。
まとめ
日本の新幹線は時間にも正確で、快適に移動時間を過ごすことができます。
ぜひ、新幹線を上手く利用して、素敵な日本の旅をお楽しみください。