九州最大の観光地、福岡は、歴史の名所や地元食材を使った絶品料理、B級グルメが満載のスポット。
本島からもアクセスしやすく、観光とグルメ三昧したい旅に最適な観光先です。
今回は、これから福岡観光する方に向けて外せない観光スポット5選と街歩きのコツをご紹介します。
福岡観光でどこへ行こうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
福岡県の場所
福岡観光で絶対に訪れるべき観光地5選
博多湾に面した九州地方の玄関口、福岡・博多にはショッピングスポットとグルメが充実しています。
「太宰府天満宮」や「櫛田神社」などの歴史的名所を周ったら、自然豊かな柳川まで足を延ばしてみましょう。
①キャナルシティ博多
1996年にオープンした「キャナルシティ博多」は7つの建物からなる九州最大級のショッピングモールです。
「都市の劇場」をコンセプトとして、200以上の店舗、シネマコンプレックス、劇場、ホテル、ショールーム、オフィスが入った複合商業施設です。
施設の南北には約180mの運河(キャナル)が流ダイナミックな噴水のショーが見られます。
施設中央のサンプラザステージでは、パフォーマーによるイベントや音楽ライブを日々開催中。
週末は、音楽ライブや地元テレビ局の番組収録が行われ、地元福岡の情報発信地としても定番のスポットです。
JR博多駅から徒歩約10分でアクセスできるので、気軽に立ち寄ってみましょう。
②博多ポートタワー
昭和39年にオープンした「博多ポートタワー」は博多港のシンボル的な存在です。
海浜タワーとしては日本一の高さ全長100メートルを誇り、地上70メートルの展望室(入場無料)からは、福岡市街や博多湾が一望できます。
「恋人の聖地」として認定されており、3階展望室にはハート型南京錠を取り付けた「誓いのフェンス」があり、福岡のカップルにも人気のスポット。
博多ポートタワーに隣接する「博多港ベイサイドミュージアム」は、映像やパネル、模型などが展示されており、博多港の歴史などを学べます。
夜は美しくライトアップされ、港全体を見渡せる夜景も見渡せるので、夜の街歩きにもおすすめです。
③太宰府天満宮・九州国立博物館
学問・至誠・厄除けの神様として有名な「太宰府天満宮」には、学問の神様、菅原道真公が祀られています。
境内には軍師官兵衛が晩年を過ごした「如水社」、幕末に商人から寄付された「麒麟像」など、歴史的な建築物があります。
太宰府天満宮のすぐ隣には、2005年に開館した「九州国立博物館」があります。
地元民には「九博(きゅうはく)」と呼ばれて親しまれており、年間来場者数は約100万人を超える人気の観光スポットです。
国宝や重要文化財など、歴史的な収蔵品や貴重な資料が豊富に展示されています。
④大濠公園
大濠公園は、かつては福岡城の外堀として機能していた博多湾の入り江を整備して作られた場所です。
広大な公園の敷地内には、福岡市美術館や日本庭園があり、歴史、文化、芸術に触れることができる地元民の憩いの場となっています。
公園の周囲には、約2キロメートルの周回園路が整備されており、築山林泉廻遊式の日本庭園や児童公園も整備されています。
4つの橋で結ばれた中の島、浮見堂は天気の良い日の散策スポットにも最適です。
⑤柳川
福岡市内中心部から車で1時間走ると、福岡の人気観光地「柳川」に到着します。
熟練の船頭が巧みな竿さばきと船歌でゆったりと案内する「川下り(お堀めぐり)」を体験できます。
水郷柳川には、「掘割(ほりわり)」と呼ばれる水路が縦横に走っており、掘割をどんこ舟に乗って巡るツアーです。
川下りの乗船場は5つあり、船は毎日30分ごとに出発しているので、いつでも気軽に立ち寄れるのがポイント。
冬限定の「こたつ舟」は火鉢のこたつを乗せて進み、夜の川下りは「柳川灯り舟」を実施中です。
福岡観光中の移動方法
福岡市内での滞在を満喫したい方には、都心の観光地を網羅している西鉄バス「福岡都心1日フリー乗車券」(大人620円、小児券310円、ペア券は1,030円)がおすすめ。
「FUKUOKA 1 DAY PASS」(大人2,060円、小児1,030円)は西鉄電車と西鉄バス共通1日フリー乗車券となります。
福岡観光の街歩きの楽しみ方
天候に関わらず、街歩きを楽しむならば、地下鉄天神駅、天神南駅と直結している「天神地下街(てんちか)」をチェック。
天神エリアを南北に貫く全長約590メートルの地下街は1~12番街まであり、ファッション、グルメ、雑貨、書籍など、約150の店舗が並びます。
福岡観光のアクティビティの選び方
福岡では、ショッピングやグルメだけでなく、自然に触れながら体験できるアクティビティも充実しています。
カナディアンキャンプ乗馬クラブでは、美しい玄界灘の水平線を眺めながら砂浜を歩く乗馬体験ができます。
本格アスレチックが楽しめる「フォレストアドベンチャー糸島」は森の中で障害物を乗り越えるアスレチックを楽しみましょう。
福岡観光の食事の選び方
日本屈指の屋台の街「中洲屋台街」は、120軒以上の店が立ち並ぶ福岡を代表する歓楽街です。
那珂川沿いに並ぶお店は、地元の人との距離感が近く、会話を楽しみながら食事できるのがポイント。
おでん、焼き鳥、居酒屋、ラーメン、もつ鍋
、天ぷら、フレンチ、アジア料理など、様々なグルメを堪能しましょう。
モダンな食事をしたい方には、天神の水上公園と一体となったレストラン施設「SHIP’S GARDEN」をチェックしてみてください。
世界へ漕ぎ出す水上の船をイメージした建物は「インスタ映えする」と女性に人気のスポットとなっています。
福岡観光のお土産の買い方
福岡でお土産を購入する場所は、福岡空港、博多駅周辺、天神地下街をチェック!
博多口のJR博多シティには、アミュプラザ博多、博多デイトス、博多阪急、マイングなど、お土産の種類が豊富に揃います。
九州各地のお土産やグルメが集結しているので迷ってしまうほどですが、試食をしながら、楽しく選びましょう。
九州最大の繁華街「天神地下街(てんちか)」は雑貨やファッション系が充実しています。
福岡観光のシーズンならではの楽しみ方
福岡では3月も寒い日が続き、平均気温は10.5℃、4月に入ると段々と暖かくなっていきます。
3月下旬〜4月上旬には「福岡城さくらまつり」が開催され、お花見シーズンが到来します。
4月中旬~5月中旬は朝晩20℃と過ごしやすい気候になり、まさに旅行のベストシーズンです。
6月の梅雨シーズンの一日中雨の日は、「キャナルシティ」と「てんちか」を制覇しましょう。
毎年7月1日〜7月15日に開催される博多祇園山笠が終わると、7月中旬から梅雨明けして本格的な夏に入ります。
7月の最高気温は平均33.3℃、蒸し暑い日は9月上旬頃まで続き、夏の街歩きにはかなりキツイので、体調には十分注意しましょう。
夏には九州最大の西日本大濠花火大会、関門海峡で行われる西日本屈指の関門海峡花火大会が行われるので、お祭り好きには夏もおすすめです。
9月中旬以降になると平均気温は24.4℃まで下がり、10月に入ると平均気温は20℃を下回ります。
福岡の秋は、紅葉が見られる10月から11月にかけては街歩きもしやすく、ベストシーズンと言えます。
11月上旬は日中20℃を超える日も多いですが、11月中旬になると最低気温が10℃を下回り、冬の気候になるので、服装は防寒が欠かせません。
暖かいイメージがある福岡も冬場は冷え込むので、街歩きをする際は、しっかりコートやマフラーをすることが大切です。
冬場の博多はもつ鍋
、水炊きなどの福岡グルメが美味しいシーズンでもあるので、福岡名物のグルメを堪能したい方は、冬の観光もおすすめです。
まとめ
今回は、福岡のおすすめ観光スポットや街歩きのコツをご紹介しました。
古くから貿易港として栄える博多は、江戸時代から城下町として賑わう歴史のある街です。
現代は、近代的な複合施設やショッピングセンターが立ち並び、モダンな都会的な雰囲気も共存しています。
福岡市は日本屈指のグルメの街としても知られ、世界中から多くの観光客が訪れています。
ぜひ、福岡に訪れた際には、観光やグルメを思う存分堪能して、素敵な旅を楽しんでくださいね。